検査・設備

胃カメラ(食道胃十二指腸内視鏡検査:EGD*)

 現在は、富士フィルムメディカル社の高画質モデルを通常は使用しております。高精細、高精度の画像にて、検査中は正面のモニターをご覧下さい。診察室では医用画像保管電送システム(PACS)にて静止画像をモニター上で説明いたします。

 経鼻内視鏡は、経鼻胃カメラのニーズも増え、高精細内視鏡を導入にて通常検査をいたします。バリウム検査などの有所見者、病変の存在が強く疑われる方、血液をさらさらにする薬を服用中の方は経口内視鏡にて検査をしております。

 検査予約は、診察時に行っております。診察時に当院以外からの内服薬がある場合にはお薬手帳、若しくはお薬をお持ち下さい。*現行内視鏡検査では、高画質(現行高画質水準レベル)での観察が可能です。*画質の向上はここまでの様です?。

 1日に、2名までの検査です。午前診療前に1名、午後診療前に1名行っております。検査予約の際、必要な事前検査を要することがございます。*必要がある方には、当日検査を行うこともございます。

*上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)開院18年~です。開院後年間、250~300症例(2023年は、新型コロナウィルスの影響も和らいで約200回)です。一般社団法人日本消化器内視鏡学会認定専門医を有しております。

*上気道炎症状症状、有熱、体調不良(食道・胃・十二指腸以外)のある方は、当日の状態にて検査の延期・中止を当院の判断で行うことがございます。検査時に、医師・看護師・准看護師は、必要に応じ日本消化器内視鏡学会等の指針に従い、N95マスク・保護メガネ・ガウンなど着用を致します。

*症状のある方、バリウム検査での有所見者、抗ピロリ菌抗体陽性の方、要経過観察の方の保険診療・特別の事情での自費診療での内視鏡検査は通常に行います。

*通称、胃カメラ:EGD(食道胃十二指腸内視鏡検査)が統一した呼称です。

内視鏡自動洗浄機(高水準自動洗浄機消毒殺菌洗浄施行)

 使用後の内視鏡は、日本消化器内視鏡学会の手順を遵守し、丁寧な手洗浄の後、自動洗浄機(富士フィルムメディカル純正)にて、過酢酸(富士フィルムメディカル純正)での消毒になりました。内視鏡検査の衛生管理には充分すぎる自信がございます。

 内視鏡での、ピロリ菌感染、B型肝炎・C型肝炎感染・HIV(AIDS)・新型コロナウィルス感染に関してはご安心下さい。高水準自動洗浄機消毒殺菌にて開院時より、清潔な内視鏡での検査を提供しております。

 2017年09月からは、消毒効果・消毒時間の短縮・環境への影響の観点から、過酢酸での内視鏡洗浄を行います。環境面も考慮し、過酢酸は分解されると酢酸(酢)と水に分解されます。洗浄に掛かるコストは高コストになりますが、安全・安心な検査を受けていただきたいと思います。(富士フィルム・オリンパスでは、純正洗浄機には、過酢酸を使用しております。当院では、内視鏡が富士フィルム製の為、富士フィルム純正洗浄機を導入いたしました)*検診での、内視鏡洗浄は高水準自動洗浄機消毒殺菌が原則です。日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡の洗浄・消毒標準化にむけたガイドライン(外部リンク)日本消化器内視鏡技師会のガイドライン(外部リンク)を遵守しております。

*内視鏡検査を受ける際に、衛生的な洗浄消毒殺菌を行っているかも医療機関を選択する基準にしてみてはいかがでしょうか。

超音波診断装置

2022年10月13日、新機種導入。富士フィルムメディカル社製です。

腹部、頸部、体表などの検査が行えます。 

検査の画像は、診察室の医用画像保管電送システム(PACS)にて静止画像にて説明致します。

 

 

 

レントゲン(高圧インバータ)装置

 TOSHIBA製です。胸部レントゲンでは、高圧撮影が可能な管球(X線発生装置:大きな病院と同等水準の大きな管球、X線発生装置です。保守などは、キヤノンメディカルに移行されております)です。通常高圧撮影法で撮影をしております。骨の影響が軽減でき肺病変などより鮮明に確認することができます。

 2013年より、フィルムから、デジタルレントゲンに移行しました。撮影から約1分で、レントゲンの結果は医用画像保管電送システム(PACS)にて、診察室のモニター上で説明いたします。

*簡易的骨塩量測定は、数分で結果が出ます。(手の骨のレントゲンの撮影を致しますが、検査に伴う被ばく量は極僅かです。)

自動血圧計

 オムロン社製、2023年4月に新機種になりました。加圧が緩やかになった感じはします。

 写真は、2023年12月に新機種のA&Dの血圧計です。

心電計

 フクダ電子製の12誘導心電計です。

2019年8月20日に、後継機種に新規に入れ替えました。多少、解析機能の向上・印字がきれいになりました。誘導電極のひんやり感が多少軽減されておりました。

 

 

 

スパイログラム

 チェスト社製、呼吸機能検査を行えます。COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの診断に使用します。*肺年齢も分かります。


HbA1c迅速診断機

約5分で測定可能です。

感染症検査迅速診断装置

富士フィルムメディカル社製です。インフルエンザの迅速診断に有用です。感染比較的早期(数時間~)診断可能です。マイコプラズマ感染症、COVID-19、アデノウィルス感染症、RSウィルス感染症にも対応しております。